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マンションの管理規約、使用細則を電子公開していますか。

マンションの管理規約・使用細則をどのように周知していますか。

分譲マンションにお住まいの方にお尋ねします。
貴方がお住まいのマンションでは、管理規約・使用細則をどのように周知・徹底していますか。
マンションの管理規約には、大抵、管理組合の義務として、「管理規約の原本を求めに応じて、閲覧させること。」が定められています。これは、裁判等のトラブル対策の側面が強いです。証拠はどこにある。ここにある。といった形ですね。

一方、マンションは共同生活なので、個々の区分所有者が、マンション内のルールである管理規約・使用細則を遵守する必要があります。中には、意識が低い方がいるのも実態ですよね。

特に、マンションも築年数を重ねると区分所有者の入れ替わりも多く、そもそも管理組合活動を他人事と捉える方も増えてきます。

メンテされない管理規約、使用細則

管理規約・使用細則は、必要の都度、総会で審議・決議されます。そんな中、管理組合の泣き所は、管理組合の役員は、殆どのケースで、組合員がボランティア(無償)で務めています。そうなると、総会の議案書、議事録は、残っているが、最新の管理規約、使用細則の状態を知ろうとすると、過去の「総会の議案書、議事録」を辿るしかない状況に陥ります。

区分所有者に管理規約・使用細則を遵守してもらうには、まずは、総会で内容改訂があれば、その都度、管理規約・使用細則に反映して、バージョンを上げていくメンテナンス作業が欠かせません。

最新版の管理規約、使用細則の各戸配布

このようなメンテナンスをした上で、改訂の都度、管理規約、使用細則を各戸に配ることは、最低限、必要です。しかしながら、紙で配布されると、暫くは目につくこところに置かれるが、いずれどこかに仕舞い込まれて、どこにあるかも忘れられてしまうのが常ではないでしょうか。また、印刷代も決して安くはありません。

電子公開に進みましょう。

マンションの居住者には、いろいろな年代の方がおられて必ずしも電子的な取扱いに慣れた方ばかりではないが現状とは思いますが、少しでも区分所有者、居住者に管理規約、使用細則を守ってもらう意識の醸成には、マンション内への「電子公開」が有効な手段と考えます。管理規約、使用細則を自体を電子を原本にしようとすると、管理組合に取っては、まだまだ、IT面でのハードルが高いかも知れませんが、その写しを「電子公開」するレベルであれば、様々のクラウドサービスの発展でハードルが下がって来ていますので検討されてはどうでしょうか。

紙配布の場合に比べて、コストも低く、いつでも参照できるという状態になりますので、
区分所有者との管理組合の距離がぐっと近くなる効果がある筈です。

文書戦士

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